どんなミルを使う?②
次の購入ではフラットカッター式グラインダーにすると決めて、ネットの記事やYouTubeでコーヒーミルの比較紹介を行っている方々の意見を収集。
概ね3社くらいのメーカーが性能面、価格面から良い機種を出していると理解した。
自分がコーヒーのイベントで見た印象と評判から最終的にはネクストGかナイスカットGが良いと思えた。
当時、カリタのホームページではナイスカットGの生産は終了し、次世代機種としてネクストGが前面に紹介されていたと記憶する。
(ちなみにカリタではコーヒーミルとグラインダーとですみ分けしているようである。)
ただし気になったことが2点あった。
回転刃がセラミック刃になったことと粉砕速度が下がったことである。
なぜセラミック刃が気になったかというと、以前使っていたミルの刃がセラミックで若干コーヒー色に変色したことやハケではらってもコーヒーの微粉が落とし難い印象があったのである。
2度目のコーヒー資格の実技試験も控えており6種類程度の品種の豆を挽くのにそれぞれの混入を極力避けたかった。
(微少の混入がかぎ分けられるか、影響するかは自信がないが…。)
また試験前のカッピングの練習の為に豆を大量に挽くには粉砕速度も速い方が良いと思われた。
あえて低速にし摩擦熱による風味の劣化を抑えたというメーカーの考え方や静電気対策はとても魅力的だということで検討は少し長引いた。
決めては金属刃と粉砕速度で、あとは価格とデザインである。
ナイスカットGはネット上で安価に販売されていたり中古も多く出回っていたのであるが、写真のナイスカットGは『マーベルのアイアンマン』モデルで良い出会いであった。
最近検索するとメーカーのページにはマーベルモデルは見当たらなかったが、ネット上ではナイスカットGの復刻版の販売を行っているようである。
生産終了後もお気に入りのグラインダーとして挙げられるファンの声は多かったので復刻版の生産を望む声は多いのかしれない。
使っていてコーヒーの粉の飛散や付着の問題は気にならないとは言えないが、試験前の大量の粉を挽くことや段取り替えの清掃の手間はそれほど気にならなかったので自分の中では満足である。
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